2021年度から大きく変わった大学入試。複雑な入試制度である上、親御さんが受験された頃とは異なる制度のため、お子さんと共に頭を悩ませている親御さんも多いのではないでしょうか?
本記事では、どのようにとらえればよいかわかりにくい大学入試に関し、親御さんが理解すべき基礎知識をわかりやすく解説します。
大学受験の種類
まずは大学受験とひとことでいっても、大学の種類や試験の内容によって、いくつかの種類に分かれますので、その種類について紹介します。
大学入試の種類
大学は大きく分けて次のように分類できます
- 国公立大学一般選抜入試(旧一般入試)
- 国公立大学学校推薦型選抜入試(旧推薦入試)
- 国公立大学総合型選抜入試(旧AO入試)
- 私立大学一般選抜入試(旧一般入試)
- 私立大学学校推薦型選抜入試(旧推薦入試)
- 私立大学総合型選抜入試(旧AO入試)
AOってどういう意味なの?
アドミッション・オフィスという意味だ。
直訳すると「入学試験事務所」。入学試験を管轄する大学の部署のことをもともとそういうんだ。
まずは大きく分けて「国公立大学」と「私立大学」に分かれます。
そして、種類として「一般選抜入試」「学校推薦型選抜入試」「総合型選抜入試」の3つに分かれます。
それぞれに試験内容・競争率・日程などが異なります。
では、それぞれの入試に関して解説します。
①国公立大学一般選抜入試(旧一般入試)
国公立大学は、数ある大学の中でも代表的かつ重要な大学であるため、多くの受験生が国公立の大学の受験を考えたり、成績を伸ばすための目標としたりします。それに対する私立大学のさまざまな入試改革もあったため、国公立に関しても、質の良い学生を確保すべく、さまざまな形の入試方法が実施されるようになりました。
国公立大学の入試の中でも最もスタンダードであり、正統的なものがこの「国公立大学一般選抜入試」です。
あくまでも実力勝負の入試です。主に2回の試験からなります。1回目が大学入学共通テスト(以下「共通テスト」と書きます)、2回目が各大学・学部で作成された入試(個別試験)で、その合計によって合否が決定します。ただ、最近ではこれに書類審査(調査書など)が少々得点化されるようになりました。
国公立大学を目指す人の大多数はこのタイプの入試を受けます。
2025年度入試から共通テストは6教科に
まずは共通テストについて解説します。
皆さんご存じだとは思いますが、共通テストはマーク式の試験となります。
2024年度入試までは共通テストは5教科7科目を選択して受験してきました。
2025年度からの入試には変更が行われ、5教科から6教科に増えます。
2025年度からは、「国語」「地理歴史・公民」「数学」「理科」「外国語」に加え「情報」が入るためです。
詳しくは後日「共通テスト」に関する記事を書きますので、それを参照ください。
うわー、25年度から「情報」が増えるんですね
受験生大変だな
そうだな、でもこれからは情報の時代だからとても大切なんだろうな
【文系】
国語(90分)
地理歴史・公民 2科目(130分)
数学①(数学ⅠA)(70分)
数学②(数学ⅡBC)(70分)
理科 1科目(生物)(60分)
外国語(英語)(80分)
情報(情報Ⅰ)(60分)
【理系】
国語(90分)
地理歴史・公民 1科目(60分)
数学①(数学ⅠA)(70分)
数学②(数学ⅡBC)(70分)
理科 2科目(物理・化学 or 生物・化学)(130分)
外国語(英語)(80分)
情報(情報Ⅰ)(60分)
●共通テストの日程
共通テストは受験をする3か月前の10月に出願をします。この段階でどの科目を受験するかまで申請するので、その後の変更はできないということを知っておいてください。
試験自体は1月の中旬の土日に行われます。
いわゆる「二次試験」の大学個別試験
●大学個別試験には「前期」と「後期」とがある
さて、共通テストが終われば、落ち着けるというわけはありません。次に大学がそれぞれで課す記述試験を受けることになります。
大学の個別試験は大きく分けて2月下旬に実施される「前期」と、3月中旬に実施される「後期」とがあります。
前期入試は大学の学部(専門分野)に関係のある教科のみとなります。大方の場合、2~3教科程度になるでしょう。内容は共通テストよりも内容が深くなり、共通テストがマーク式であったのに対して、大学の個別試験では記述式の試験となるため、十分な対策を必要とします。
一方後期入試は教科数が少なかったり、教科をまたいだ総合的な問題になったり、小論文や面接を課すなど、大学によってさまざまです。けれども、共通テストのみで合否を決定するところもありますので、事前に入試のパターンをよく調べておきましょう。
前期と後期の募集人数は、前期の方が圧倒的に多く、より早く合否が決まりますので、心情的にも前期で受験する人の方が多いでしょう。ましてや第一希望であれば、前期を受けないという選択肢はないと思われます。
後期の場合は、合格した後のさまざまな手続きが多いため、かなりバタバタするでしょう。とくに新しい住居を決めなければならない人は大変です。差し迫った時期であることに加えて、大学の近くの物件は、すでに合格を決めた人が、どんどん契約をしてしまっているでしょうから。
また、専門性を問う学部であるほど、共通テストと比べて大学の個別試験の配点が高めに設定されるため、どんなに共通テストがまずまずであったとしても、大学の個別試験でひっくり返されることも多くみられますので要注意です(逆をいえば多少共通テストを失敗したという人が一念発起して猛勉強し、大学の個別試験で逆転するケースもあります)。
②国公立大学学校推薦型選抜入試(旧推薦入試)
多くの場合は12月に行われる試験です。
教科の試験ではなく、高校での学業成績(評定平均値)や諸活動をもとにしたうえで、受験生の入学への意欲や個性を評価するという形態の入試です。
国公立大学のこの試験での定員はかなり少なく、選考の基準も厳しい(とくに大学が設定している評定平均値をクリアーする必要があります)という特徴があります。
簡単にいうと、普通の人がなかなか成し得なかったことや実績をもった人のための試験だということです。
たとえば学力成績に絶対的な自信を持っている人や、文化的な活動を積極的に行ってきた人などが、この試験に適しています。
この入試は高校の学校長が推薦をするという形をとった入試ですので、高校で認められる必要があります。
試験内容は学力試験・小論文・面接が一般的です。
③国公立大学総合型選抜入試(旧AO入試)
この形態の試験はかつては「一芸一能型入試」とか「AO入試」とか言われていたもので、学力だけでなく、その学生の個性を重視しようということから始められた入試形態です。
直前で解説した「学校推薦型」では、高校の学校長が推薦する形でしたが、こちらはあくまでも受験生自身の「自薦」です。
つまり、自己アピールをするタイプの試験です。
ただ、それは自己主張の傾向があるというのとはわけが違います。
入試内容は、これも大学によって異なっており、次のパターンが多いようです。
- 書類審査・面接による評価
- 模擬授業・実験・実技・レポートによる評価
- 面接による人間性や意欲・志望動機の評価
どれにしろ、大学側は獲得したい学生像というものがあり、それに敵った学生を合格させようとしていることがわかるでしょう。つまり、その大学側のニーズを読み取り、それに適している学生が、この入試には向いているということです。
④私立大学一般選抜入試(旧一般入試)
私立大学は、国公立大学よりもバリエーションのある受験形態がありますので、どの受験がいいのか迷うでしょう。ここからは私立大学の入試の内容について触れていきます。
まずは入試の王道ともいえる学力勝負の「一般選抜入試」について解説します。
国公立大学の「一般選抜」と異なるのは、基本的に1回だけの大学個別試験で合否が決まるということと、5教科でなく基本は3教科以内であるということです。
また、私立大学の入試は、何校受験しても、何回受験してもよいという柔軟さがあります。
私立大学の入試の形式が厄介に思えるのは、その試験方法にあります。私立大学の一般選抜入試には次のようなパターンがあります
- 全学部一斉入試
-
すべての学部や学科で同一の試験を行う。もちろん同じ時間帯に一斉に行う。これにより、複数の学部を希望しての受験が可能である。
- 3教科指定型入試
-
大学が試験教科を3教科指定した上で行う入試。通常は文系は国語・英語・(地理歴史・公民・数学から1教科)の3教科、理系は数学・英語・理科の3教科。
- 得意科目傾斜型入試
-
自分の得意科目を活かせる形式の入試。得意な科目の得点をアップさせたり、得意な科目のみの点数で合否を決めるなどの方式がある。
- 試験日選択制型入試
-
大学側で複数の試験日程を設けており、その中のどれかの日の受験が可能であるという形式。他の大学との併願を考えていて、試験の日程を調整したい学生に適している。
- 共通テスト利用型入試
-
共通テストを利用した試験形式。共通テストの得点を、その大学のテストの得点として合否を決定する。そのため、次のようなメリットがある。
- 大学へは願書を送るだけで、直接大学へ行かなくてもよい
- 何校でも申し込み可能
- 共通テストのための受験勉強をすればよいので、国立大学との併願がしやすい
- 学外入試(地方入試)
-
大学以外の場所で行う入試。都会の大学が、地方都市で入試を行う場合がほとんどである。
「学生としてはわざわざ遠くにある大学まで行かず、近場の会場で受験ができるので、受験のための交通費・宿泊費がかからない」
「他の大学との併願受験がしやすい」
「人数が少なく、大人数の会場の圧倒的な雰囲気を受けずにすむ」
などのメリットがある
⑤私立大学学校推薦型選抜入試(旧推薦入試)
学校推薦型選抜入試は、国公立大学の場合はかなりハードルの高い狭き門であることは前述しましたが、私立大学ではそうではありません。むしろ積極的に利用する学生が多いです。私立大学の場合、定員の半数ほどがこの学校推薦型選抜での受験をしています。
入試の日程と推薦基準
私立大学の学校推薦入試は、時期としては11月から12月にかけてが最も多いです。
高校の学校長の推薦があってはじめて受けられます。そして、大学側では評定基準が定められていて、評定平均値がそれを超えている必要がそもそもあります。また、高校での活動の内容は、合否判定の大きな判定基準となります。
入試の種類と内容
私立大学の学校推薦入試には「一般公募型」と「指定校推薦型」とがあります。
一般公募型は、推薦基準を満たし、高校が推薦する学生はだれでも受験できるものです。
一方、指定校推薦型は、高校と大学との取り決めによって、特別に人数枠が設けられている入試で、大学の受験に関する資料や書籍には記載されていません。ですから、一般公募型よりも指定校推薦型の方が合格できる確率が格段に高いです。とはいえ試験ですから、不合格になるケースも十分あります。
いずれも試験の内容は学科試験、小論文、面接、書類審査がほとんどです。
大学によって異なりますので、詳細は大学からの情報をしっかりと見ておきましょう。
ただし第一志望に限る
ここで大切なことは、推薦入試は、あくまでも第一志望の大学というのが原則で、合格すれば入学することが前提です。近年は併願ができる推薦入試がありますので、その限りではなくなってきましたが、推薦入試を受けようとする人は、併願でもいいのか、専願(合格=入学)でなければならないのかをきちんと確認しましょう。そうしなければ、両校に迷惑をかけることとなり、最悪その次の年からの推薦枠が大学によって撤廃される場合もあります。
⑥私立大学総合型選抜入試(旧AO入試)
最後に私立大学の総合型選抜入試について紹介します。
私立大学には、その大学が建てられた経緯や込められた理念がそれぞれにあり、大学側は、それを理解し、学んでいける学生を求めています。国公立大学のそれよりも強い個性をもっています。
私立大学は、その理念に賛同する学生を選ぶために、学力だけでなく人間性や学ぶ意欲、さまざまな活動の有無を見るための入試を行います。この大学の理念をまとめられたものが「アドミッションポリシー」です。
志望動機にしろ、入学後の学生生活の予定にしろ、アドミッションポリシーを理解した上でのものである必要があるでしょう。
入試の日程は、大学によって大きく異なりますので、大学の情報を調べておきましょう。基本的に9月から2月の期間中に行われます。それに出願することを「エントリー」とよびます。
試験内容は、1次選考と2次選考と、2段階で選考が行われます。
1次選考で志望理由書などの書類選考、2次選考で面接・小論文・プレゼンテーションなどの試験が行われます。
また、その前から面接試験が数回行われるという大学もあります。
いずれにしてもきちんと話したり、言いたいことをまとめたりする表現能力もかなり必要となります。
昔のAO入試の場合と比較すると、より学力も求められるようになったということは挙げておきましょう。書類審査も得点化されます。通常の定期試験や取得した資格などが対象となります。
親御さんがおさえておくポイント
大学の入試の種類について述べてまいりましたが、それでは親御さんはどのようなことに注意をしておくべきでしょうか?それによってお子さんの取り組みが変わります。また、慌てたり失敗せずに受験に向かって行けるためにも次の点に注意をしてください。
お子さまに合った入試を選択する
大きく分けると、「国公立大学か私立大学か」「一般選抜かそれ以外か」をまず絞る必要があります。国公立大学の推薦入試はリスクが大きいため、「国公立大学一般選抜」「私立大学一般選抜」「私立大学推薦型選抜/総合型選抜」の3つに大きく分かれますから、それをまず決定します。
私立大学へ進学を考えている場合、学業以外で実績があるお子さまは、推薦という選択は外せないでしょう。たとえば部活動の実績がある、検定試験で(できれば)準2級以上取得している、生徒会活動や課外活動で目覚ましい活動を行ったお子さまは狙い目です。
足かせが少ない受験に人は群がる
みんなできることなら苦労をせずに大学に合格したいと考えます。そういう意味では考えることは皆同じです。
たとえば受験教科数が1教科だけという私立大学があります。
これを見て、「教科が少ない。ラッキー!」と思う人もいれば、「1教科しかないのは危ないな」と思う人もいます。
この試験の場合、たった1回の試験で満点に近い得点を出せなければ、不合格となります。少なくともその教科について絶対的な自信がなければいけません。これは多くの学生にとってかなりリスキーと言わざるを得ません。
また、大学によっては「隔年現象」が起こるところがあります。これは、競争率が高い年と低い年が交互に訪れる現象です。それを知らずに、「昨年倍率が低かったからいけるでしょ」となる人が一定数います。まずそんな判断をしてしまうこの人は受験の準備という点でマズいんですが。少なくとも過去3か年の競争倍率のデータを追っておくといいでしょう。
前に近くの川でエサの魚がいっぱい泳いでたから「楽勝!」と思って獲ろうとしたら、横にでっかいヘビがいて危うくやられそうになった事があったよ
惜しかった!
私立大学の受験のはしごには注意
「心配だから、たくさん受験しておこう」という気持ちはよくわかります。また、場合によっては、本当に受験しておきたい大学の試験日程がタイトであるというケースもあります。
私立大学の受験は、さまざまな現象が起きるものです。
受験日を確定する際に、その時の動きを想像できるようにしましょう。
時にはその日程では無理ということに気づかされる時があります。
たとえば私立大学の一般選抜入試で、2月3日に宮崎県の私立大学、翌2月4日に青森県の私立大学を受けるというのはどうでしょうか?
そもそもそんな人はいないとは思いますが、極端な例です。
たぶん「無理だな」と感じられると思います。
3日に宮崎で試験を終えた時、時間はおそらく午後。そこから飛行機で向かうことになるのでしょうか、それも直通便はないはずで、移動にとにかく手間取ります。頑張っても青森の到着は3日の夜になるはずです。それでホテルでは寝るだけ。そして4日の試験に臨むのです。
3日に到着できればいい方で、この季節は雪がひどく降る季節だから、飛行機や新幹線が遅れたり欠航・運休になったりすることもあるでしょう。何といっても下見に行けない心細さはあります。また、両県の大学の所在地と空港や駅の場所が離れていたリ、都市が違ったりすることもザラにあります。結局、この受験は無理があるとしか言えません。
近場どうしの大学なら、2日連続の入試は可能でしょう。たとえば首都圏や近畿圏はです。
西村京太郎が好きな人なら何とかセーフ!
いやいやいや!
それともうひとつの盲点を紹介します。
第1志望の大学Aと、第2志望の大学Bを受けようと思います。
次のような日程です。
大学A 試験2月10日 合格発表2月16日 入学手続き締め切り2月28日
大学B 試験2月1日 合格発表2月4日 入学手続き締め切り2月15日
入学手続きとは、その大学に入学するための手続き(書類提出や入学金等の支払い)を行い、その大学の学生となることが確定することを意味します。
結論からいうと、大学Bは受ける意味がないということです。
第2志望は、第1志望が不合格の場合にそこが合格すれば、そこに入学をするという大学でなければなりません。
けれどもその決定は、第1志望の合否がわかるまでは行動できないわけです。
今の例では、それが大学Aの合格発表日である2月16日となります。
しかしながらその日はすでに大学Bの入学手続きは終わってしまっています。
だから大学Bは受ける意味がないのです。
優先度の高い大学の合格発表日よりも遅くに低い方の大学の入学手続きの締め切りがなければなりません。
これらのことがクリアーされていれば、私立大学は何校受けても構いません。
体力とメンタルと家の財力が許せばです。
不合格になるリスクは無理に侵すな
「ダメもとでたくさん受けてみる」という人がいます。難しいとわかっていても、チャンスは活かそうとする考え方なのでしょう。
けれども、大学受験というのは大きなストレスを伴います。不合格になると、自分の人格全てを否定されたと思う人も少なくないのです。たとえわかっていたとしてもです。
不合格による精神的ダメージという大きなリスクによって、その後のスケジュールでひかえた受験に悪影響がないともいえません。その心配があるなら、ダメもとの受験は控えるべきでしょう。
誰でも失敗はしたくありませんし、恥ずかしいと思います。だからこそ無理な受験は計画しないようにしましょう。
入学願書の提出は早く確実に
お子さまにとって、高校受験の際を除けば、入学願書などの手続きは人生に初めての大変なことかもしれません。書類に必要事項を書き込む(あるいは入力する)という慣れない作業、そして間違われないというプレッシャーが襲うものです。中には間違いなくできる自信がないため、一人ですることを渋るお子さまもおられるでしょう。
そのようにして先送りしているうちに、願書の締め切りがやって来て、直前で大慌てをしたり、締め切りが来たことに気づかず、手続き自体ができなくなるという事態まで至りかねません。
親御さんとしては、お子さまの出願書類作成の進捗具合をよく見ておきましょう。そもそもどんな作業が必要であるかを知っておくべきです。そして、良い折にさりげなく聞いてみたり、親としてできることはないか確認してみると良いでしょう。
また、受験料を支払うのに、親御さんが代わって行うというケースがあるかもしれませんが、その時には氏名欄に親御さんの名前を書かないようにしましょう。あくまでも受験をするお子さまの名前で送ります。
まとめ
大学への入学試験は、多様な学生たちが自分に合った方法を選べます。お子さまは、そのための準備が大変です。親御さんは、そのようなお子さまに寄り添って、励ましてまいりましょう。何よりも親御さんご自身が刻々と変わっていく入試制度を理解され、お子さまの歩んでいく道を整える役目を担っていかれることを望みます。
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